食中毒について
まだまだ暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?ι(´Д`υ)アツィー
今月は食中毒についてお話をしたいと思います。
涼しい日も増えてきますが、油断大敵です!ヾ(゚д゚)
原因・対策を今一度押さえておきましょう!!( ..)φメモメモ
★なぜ夏場に食中毒が増えるのか?★
→食中毒の原因で多いのは細菌であることが多く、20〜37度の温度の中で繁殖しやすいため起こります。
★予防三原則★
①細菌を付けない(清潔・洗浄)
②細菌を増やさない(迅速・冷却)
③細菌をやっつける
【夏場のお弁当対策】
・おかずは十分に加熱し生モノは避ける。水分が多く含まれるものも低温でも細菌が繁殖しやすいため避けましょう。
・おかずを詰める際には手についている微生物が移らないよう、素手で触れないように清潔な菜箸など使用。
・炊き立てのご飯や加熱したおかずは、よく冷ましてから詰める。
・水分が多く含まれるおかずは、すりごまや鰹節など水分を吸いやすい食材を添える。
・お弁当箱は熱湯をかけてよく乾燥させてから使用するか、酢で拭きあげる。
【滅菌効果・抗菌効果のあるグッズを活用する】
・保冷剤を蓋の上に置く。
・防腐効果のあるシートを使う。ご飯やおかずの上に直接置くだけで腐敗予防。
・防腐剤の代わりになる食材を使用する。
※防腐剤の代わりになる食材※
アリシンを含む食材:玉ねぎ、ネギ、にんにく、ニラ
クエン酸や酢酸を含むもの:酢、ゆかり、梅干し、
ハーブやスパイス:大葉やペパーミントなど
その他:カテキンを含むものや生姜など
❌NG食材❌
・生野菜や非加熱の練り物(チーズやハム)
・十分加熱されていない半熟の卵料理
・水分量の多いおかず
・じゃがいもや里芋などの芋類はデンプン質が多いもの
これらは菌が増殖しやすいため注意しましょう。
★中毒の症状★
数時間〜1週間経過後に症状が現れるのが特徴。
【主な症状】
・腹痛
・下痢
・吐き気
・嘔吐
・発熱
【重い症状】
・下痢や嘔吐による脱水症状
・便が赤くなる、血が混じる
【対応】
水分摂取を中心とした対症療法
下痢は止めてしまうと、逆に毒素や細菌が排出されず回復が悪くなるため出し切ってしまいましょう。