訪問看護でできること・できないこと

みなさまこんにちは!

理学療法士の木暮(キグレ)です!

今日は『訪問看護でできること・できないこと』のできないこと編です!

訪問看護のサービスは前回投稿の内容で多岐に渡ることがお分かりいただけたかと思います。

では実際、ご提供できないサービスって何だろう?と思われる方も少なくないかと思います。

今日は、そんな悩みの解決の一助となればとも思い、こちらでまとめてみました!

訪問看護でできないこと

ズバリ、下記になります!

ご自宅以外への訪問

 訪問看護はご利用者様がご自宅で安心して療養生活が送れることを目的とされています。そのため、外出先への訪問や入所施設への訪問が基本的には行なうことが出来ません。

 ただし、介護保険や医療保険に囚われない自費サービスによる訪問看護では、ご自宅以外での訪問が可能です。

 こちらの自費サービスの詳細については事業所へお問い合わせください。

家事代行や身の回りの世話・援助

 訪問看護と訪問介護のサービスについて、どちらも利用者の自宅を訪問してサービスを提供することから混同されがちですが、役割としては明確な違いがあります。

訪問看護:医療的ケアを中心としたサービスであり、日常生活の支援や家事代行は対象外

訪問介護:ホームヘルパーなどが生活援助(入浴介助や食事介助、家事などの生活介助)を行なう為、医療的行為は対象外

 食事の調理はできませんが、嚥下訓練・評価を目的とした食事の介助や、栄養指導は訪問看護で出来ます。

 ご利用者様によってはお一人暮らしだったり、家事を自力で出来ないという場合も中にはあります。そういった場合は、ご担当ケアマネジャー様とご相談いただき、訪問介護サービスの導入や配食弁当などを活用します。

 訪問看護では、生活の基盤を整えることも重要な役割なので、多職種と連携しながらご利用者様の生活全般を幅広い視野で看ていきます。

●医療の限界

 訪問看護でできない医療的な内容としては、処方薬の変更や新たな治療方針の決定が挙げられます。これらは医師の専門的判断が必要な行為であり、訪問看護師が独自に判断することはできません。薬の種類や量の変更、新たな薬の処方、検査の指示などは医師の役割です。

 また、高度な外科的処置や緊急性の高い医療行為も訪問看護では対応できないことがあります。当然ではありますが、外科手術や緊急時の蘇生処置など、医療機関での対応が必要な場合は、適切に医療機関への受診をすすめることになります。

まとめ

訪問看護サービスは、医療と介護の両面からご利用者様の在宅療養を支えるサービスです。こちらを読んだだけではいまいちピンとこないといった内容もあるかと思います。

そんな時にはお気軽にぜひご相談いただければ思います!

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